「パトロンを探すには?」


 B-01
[投稿者 緑川ひかる様]

クライオニクス論パートVにあるV-29にある通り、クライオニクス技術のブレイクスルーにはパトロンが必要との記載、大いに納得します。これまでは、世界的にみてもSaul Kentらが設立したアメリカのLife Extension Foundationぐらいしか、まとまった支援機関がない状況かと思われます。もし、日本においてクライオニクスを今後普及させていく場合、De・DNAプロジェクトの1つのテーマとしても、適切なパトロンを得ることは絶対の条件と考えますが、具体的にはどのようにして探し出すことが出来るでしょうか。
[投稿者 清永怜信]

緑川様、「パトロンを探すには?」という重要なトピックを御投稿頂きありがとうございます。仰る通り、クライオニクスの研究並びに普及にあたっては、多くの人間が集まらなければ決して具体化していくことはできません。本文のV-29にあるようなパトロンを得るためには、まずクライオニクスについてよく知って頂き、その意義を理解して頂けることがすべての出発点であると清永は考えています。拙著「クライオニクス論」は、この目的1つに絞って出版されました。また、現代社会のキ―デバイスであるネットからの草の根運動として、De・DNAプロジェクト委員会が立ち上げられたのです。当初はこのような投稿群の中から何かポジティブな方向性が出てくるかどうか、次に、有志による勉強会やセミナーなど、さらに社会的な活動を企画していく必要もあると考えています。スレッドT-02の回答もご覧ください。なるべく多くの方に知って頂くという最初の関門を突破するためのインパクトある妙案を、このサイトをご覧になっている方からも広く募集致します。お力添えを頂ければ幸いです。

 V-02
[投稿者 ジン様]

クライオニクス論パートVにあるV-29で、クライオニクスに必要な研究資金の不足をご指摘されていますが、私から提案がございます。それは、De・DNA(脱・DNA)プロジェクト委員会様が金融機関の口座をお作りになり、募金を募るのはいかがでしょうか。集めたお金はクライオニクスの研究費用に充てたり、研究者様の招致に使ったりするのです。いかがでしょうか。
[投稿者 清永怜信]

ジン様、「私からの提案」というタイトルで御投稿頂きましてありがとうございます。類似した内容をスレッドVで扱っておりますので、こちらの板で清永がお答えさせて頂きます。クライオニクスの実現には、研究者の招聘や設備投資など多額の資金が必要であり、個人レベルではほとんど不可能な大型プロジェクトです。従って、ジン様の御提案は全くもってその通りでありまして、有志の方から出資や募金を募ることは、極めて有力な打開策となります。

しかしながら、具体的な青写真は作られているのですが、詐欺まがいの募金活動も多い時世のなか、かりに本委員会を峻別して頂いたとしても、大切なお金を社会的に周知されておらず、しかも革新的な事業においそれと投資できる方に巡り合える保証はどこにもありません。そこで、現時点ではまずクライオニクスという考え方を紹介し、社会的な地ならしを先行的に行う目的で、De・DNA(脱・DNA)プロジェクト委員会を立ち上げました。具体的には、「クライオニクス論」という日本最初のクライオニクス取説本の出版と共に、出版と連携させたこのホームページを使った草の根運動です。

もし、今これを読まれている皆様の中で、委員会の趣旨に御賛同頂ける方がいらっしゃるならば、どうか「クライオニクス論」の版を重ねられるようサポートをお願いする次第です(アマゾンに在庫を幾らか備えております)。これにより最新情報をアップデートした改訂が可能になるだけでなく、ホームページで取り上げた方々の御意見も随時反映させて頂く予定です。もちろん版を重ねることは、委員会の貴重な活動資金となり、現時点の活動レベルでは大変重要なものです。

また、ジン様の御提案内容に御賛同頂ける方がいらっしゃいましたら、是非、委員会(info@de-dna.net)までどんなことでもお知らせ下さい。このようなお考えの方が増えてくるようであれば、委員会の法的準備を整えたあと、青写真を前倒しにして、次のステップのために、大切な資金を責任もって活用させて頂くつもりです。どうぞよろしくお願い致します。

 
 V-03


[投稿者 ジン様]

クライオニクス論パートVにあるV-29でも扱われている資金の問題についてですが、現在、一部の欧米諸国にはクライオニクス組織が存在しています。 しかし、懸念されていることは資金の枯渇です。すなわち、会員(患者)の皆様が支払う資金だけでクライオニクスの費用は足りるのか、ということです。会員(患者)の方の人数が多くなったり、凍結保存の期間が長くなるほど、この問題は深刻になってくると思います。
現に、アメリカ合衆国の某クライオニクス組織では資金の枯渇によって、会員(患者)の方のクライオニクス処置を中断してしまったそうです。この問題の対策が見つからないと、遺体を凍結保存することが確定しても私達の不安は無くならないと思います。何かこの問題を解決できるような資金調達システムの考案、解決策はあるでしょうか。

[投稿者 清永怜信]

ジン様、スレッドVの「パトロンを探すには」では、既に重要なご提案を頂いておりましたが、新たに資金の枯渇に関する議論をアップして頂きありがとうございます。安定した資金供給体制の確立は、クライオニクス構築後の最も現実的な問題であり、またある程度の見通しがなければ、実現計画自体も進まないと思われます。従って、この問題は実に大切な議論になりますので、ここで結論を詰めるのではなく、現時点での基本的なスタンスを示すことによって、皆さまからの御意見をお待ちしたいと思います。

現時点で当委員会が画策しているシステムは、世界中の財団法人が採用している寄付基金形式(これはやはり重要だと思われます。小人数の大口賛助会員によって経営自体が成り立つこともあります)のほかに、クライオニクスの運営を現代的に解釈することにより、株式会社化して得られる資金調達も解決策として考えております。ただし、他の企業と同様、エクイティファイナンスによる資金調達は、当然、コンスタントな利益追求をしていかなくてはならないため、クライオニクス事業の在り方についても慎重な討議を要します。

ちなみにDe・DNA (脱・DNA)プロジェクト委員会のホームページはたえず更新されており、特に冒頭ページ(http://de-dena.net)には、資金調達の必要性を一歩踏み込んだ形で表現しております。そちらの内容も是非ご覧頂き、委員会でもまさに次の段階を踏み出そうとしていることをお知りおき頂ければ幸いです。ご提起頂いた内容は、現在ネットにて広く募集しているクライオニクス運営事業体(仮称)の重要な討議項目になります。もしも活動にお力添えを頂けるようでしたら、どんなことでも結構ですので、info@de-dna.netまでご連絡下さいますようお願い致します。




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