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SYNOPSIS3は、「クライオニクス論」―科学的に死を克服する方法―のパートⅢに相当するページです。本書全体の本論にあたる部分であり、個体のユニークな存在価値の全肯定を実現する野心的な取組みについて、現代の科学技術からアプローチします。具体的には、私たちが個として生きるために、脳の神経ネットワーク構造をありのままに保存する科学技術である「クライオニクス論」についてまとめています。

SYNOPSIS3では、私たちの魂の永続性がクライオニクスによって保存できるのであれば、死が必ずしも絶対無を意味しないというパラダイムシフトを扱います。科学技術がこれまで果たしてきた宗教の役割を引き継ぐことができるのか、クライオニクス技術の前進に寄与する積極的なご意見を広く受け付けております。
                               


 クライオニクスとは、現代の先端科学技術によって、人間の魂の保存を可能にする新しい埋葬法である。

もし死が必ずしも絶対無を意味しないとしたら、 死に際してこれまで宗教が背負ってきた役割を、科学は十分補うことができるだろう 。

  
   パートⅢ(クライオニクス論)の概要  
   人間の魂の永続性をクライオニクスによって裏づける  
   

私たちにはある一定の寿命があり、いつか必ず死が訪れます。健康寿命の維持という観点から老化研究が盛んに行われていますが、その成果は極めて限られており、老化研究によって死そのものを解決することは極めて困難だと言わざるを得ません。また、人間が不死を目指そうとする考え方にも無理があります。一方、脳の神経ネットワーク構造の中に獲得された個の経験情報に依って生きる生物の個体はユニークであり、決して他の個体によっては再現できないものです。私たちの魂の居所として、世界を意味づけていく脳という生体構造の保存という問題に、現代の科学技術はどのようにアプローチできるでしょうか。

これまでの科学技術はもっぱら新しいものを創り出すものであり、価値あるものを保存する技術は長く顧みられないままでした。パートIIIで紹介するクライオニクスとは、生体構造をありのままの状態で凍結保存した後、然るべき時間が経過してから解凍し、もとの生体組織を再現できるテクノロジーです。しかし、この技術はまだ完全には完成していません。ここで問題になる主な点は、溶液に含まれている水分子の結晶化による物理的破壊と、氷晶から取り残された溶液の凍結濃縮などによる物理的あるいは化学的破壊です。いずれの場合も細胞組織に致命的な凍結障害を招く場合がありますが、これらの諸問題は科学技術の進歩によって解決されつつあり、適切な凍害防御剤や不凍蛋白質などの利用のほか、溶液を非晶質のまま固まらせるガラス化法を採用することによって、近い将来、クライオニクスの実用化が期待されています。

クライオニクスは、たえず技術革新を行いながら進められるべき現在進行形の先端科学技術です。その原動力となるものが、この分野の研究を本気で進めようとする研究者と、彼らを政治的あるいは経済的に支えようとするパトロンからの支援であることは論を待たないでしょう。これまでの人類史を振り返ってみても、人類は目の前の技術的課題の解決に対しては圧倒的な解決能力をみせてきたからです。ロケット技術を利用したアポロ月面着陸計画しかり、人間の30億塩基対を解読したヒトゲノム計画しかりです。当初、到底不可能と思えたこれらの事業はいずれも10年あまりの短期間で実現しました。

私たちはいま生きる希望を見失いつつあり、心のどこかで不安と絶望を感じながら生きているというのが正直なところではないでしょうか。もし、後天的に獲得した脳の中にある記憶という経験情報を保存できるのであれば、個体にとっての死は必ずしも絶対無ではなく、私たちの死に対する捉え方は180度転回するかも知れません。つまり、宗教によって約束されてきた魂の永続性を、科学技術によって現実に裏づけることが可能になるというのです。クライオニクスは、個体として生きる人間の尊厳を守る手段であり、人間が死んだ後の埋葬方法を根本的に見直すことを提唱しているのです。これは私たちの死の捉え方を真っ向から変革し、死をいつもの長い眠りの延長に過ぎないという論理的な認識へと変えていくパラダイムシフトになるかもしれません。
 

 
   パートⅢ(クライオニクス論)の本文目次
脳を保存する   クライオニクスの 概念     クライオニクスの 実際 
p116~p125   p125~p136    p136~p152  
科学と老化研究 神経ネットワーク構造   古代エジプト文明 歴史とコンセプト   ガラス化 実用化へのステップ 新しい埋葬法
Ⅲ-01 Ⅲ-05   Ⅲ-10 Ⅲ-15   Ⅲ-20 Ⅲ-27 Ⅲ-30
Ⅲ-02 Ⅲ-06   Ⅲ-11 Ⅲ-16   Ⅲ-21 Ⅲ-28 Ⅲ-31
Ⅲ-03 Ⅲ-07   Ⅲ-12 Ⅲ-17   Ⅲ-22 Ⅲ-29 Ⅲ-32
Ⅲ-04 Ⅲ-08   Ⅲ-13 Ⅲ-18   Ⅲ-23   Ⅲ-33
Ⅲ-09   Ⅲ-14 Ⅲ-19   Ⅲ-24   Ⅲ-34
    Ⅲ-25   Ⅲ-35
            Ⅲ-26   Ⅲ-36
                Ⅲ-37
 なお、詳しい本文の内容は、ブイツーソリューション刊行の「クライオニクス論」をご覧ください。

 パートⅢ(クライオニクス論)のスレッド目次
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