De・DNA Project Committee

 



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SYNOPSIS1は、「クライオニクス論」―科学的に死を克服する方法―の本文にあるパートⅠに相当するページです。私たちはただ目的なく生きているだけで、存在根拠が欠けているのではないかという問題を、DNAの視点から敢えて解釈を加えていきます。具体的には、私たち人間を含めすべての生物個体はDNAの支配下にあり、ただ遺伝情報を引き継いでいくだけに存在するものであり、いわば種として生きているという「DNAの死生観」についてまとめています。

SYNOPSIS1では、現在の私たちが置かれているまさにこの世界、つまり私たちがDNAによって支配を受け、生殖機械として増殖するために存在するような限界状況を扱います。人間であれ、突き詰めれば物質進化の延長上の産物に過ぎないという考え方に対する、科学的検証や、その宗教的解釈にまつわる御意見を受け付けております。


 すべての生物個体は物質進化の延長上の産物であり、 生物学的にはDNAの遺伝情報を保存するためだけに存在している。

私たち個体は、これまで種として生き続けてきたのであり、 DNAが支配する世界では、単なる生殖機械に過ぎないのではないか。

  
   パートⅠ(DNAの死生観)の概要  
   DNAに支配された生殖機械  
   

複雑で神秘的な生命とはいったい何でしょうか。どのような生物も有機的な構造を持っていますから、生物の正体を完全に暴き出すためには、物質の起源にまで遡る必要があります。現代の科学的な知見を総合すると、生物は星々の誕生や死と共に、この宇宙で壮大に繰り広げられている物質進化の延長に過ぎないと考えることが最も理に適っているようです。そして、その根本的な役割を果たしている物質がDNAです。DNAは、その二重らせん構造に、自己を複製する仕組みと遺伝情報を子孫に伝える仕組みを兼ね備えているだけでなく、生命現象を司る蛋白質の合成を指令出来るため、まさに生命を産み出すための物質です。従って、生物とは最初の生命が誕生して以来、それぞれの種を代表するDNAが生存を競い合い進化を続けてきた物質進化の最終形態と捉えることが出来るでしょう。

DNAが支配する世界では、生物の個体は種の遺伝情報を伝播するために利用される道具に過ぎないと捉えることができます。つまり、私たちは、種を維持するための生殖活動を行うようプログラムされたいわば生殖機械のような存在なのです。しかも、DNAのプログラムは個体が性成熟して子孫を残すことが出来る繁殖までは手厚く保護しますが、生殖活動を終えた個体に対しては、もはや用済みであり寿命を迎え死ぬように運命づけられています。種を構成する個体は、その遺伝情報を次世代に引き継いでいくことで、存在目的が完全に尽くされているというわけです。さらに、同じ種であればどの雌雄個体によっても生殖可能であることから、個体は互いに交換可能な等価なものであり、とりわけ区別する必要がありません。つまり、それぞれの個体がこの世に生まれてから後天的に身につけたものは、それがたとえどのようなものであっても、初期化され、全く考慮されないことを意味するのです。

DNAの死生観に立てば、私たちのような個体はいわば種として生き続けてきたのであり、まさに消費され続けてきたのだと考えられます。このようなDNAの世界は、神経系を持った動物の脳の中に本能として生殖行動を刷り込むことで、個体を神経支配することで成り立っています。確かに、食欲や性欲といったプログラムは履行順位の優先度が高く、個体はそれらを達成することで、非常に強い快感報酬を受けられるよう仕組まれているからです。人間でさえ、生殖行動が脳の奥深くに本能としてプログラムされている以上、これを否定することは不可能であり、また、私たちがDNAから生み出された以上、種の保存を否定する理由も見当たりません。私たちはこうした営みの中に生きる喜びや日々の幸せを現実に求めているからです。このように、私たちは個体としての寿命を受け入れ、種として生きるよう強要され続けてきたのです。しかし、種として生きることが自らの存在意味であると確かに諦観できるのなら、DNAの世界は個体にとっては冷徹ですが、まさにバランスの取れた美しい世界観だとも言えるでしょう。
 

 
   パートⅠ(DNAの死生観)の本文目次
物質進化から 生物進化へ   使い捨ての 生殖機械    種として生きる 
p54~p66   p66~p76    p77~p82 
生物とは何か DNAの役割   DNA支配下の個体 生殖機械   神経支配 DNAの世界観
Ⅰ-01 Ⅰ-07   Ⅰ-13 Ⅰ-19   Ⅰ-24 Ⅰ-30 
Ⅰ-02 Ⅰ-08   Ⅰ-14 Ⅰ-20   Ⅰ-25  
Ⅰ-03 Ⅰ-09   Ⅰ-15 Ⅰ-21   Ⅰ-26  
Ⅰ-04 Ⅰ-10   Ⅰ-16 Ⅰ-22   Ⅰ-27  
Ⅰ-05 Ⅰ-11   Ⅰ-17 Ⅰ-23   Ⅰ-28  
Ⅰ-06 Ⅰ-12   Ⅰ-18   Ⅰ-29  
 なお、詳しい本文の内容は、ブイツーソリューション刊行の「クライオニクス論」をご覧ください。

 パートⅠ(DNAの死生観)のスレッド目次
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